コラムNo,073｜収益物件を売却する上でおすすめの場所とは？

収益物件を売却する

不動産経営は、安定した収益が得られるイメージがあります。
相続で所有した収益物件以外にも、マンション、アパート等の収益物件を自らで購入した人もいます。
それにも関わらず、肝心の収益が少ないと嘆く人は、収益の割にメンテナンスの出費に追われている場合がほとんどです。
この場合は放置しているより、上手に経営できる人に売却した方が得である場合もあるでしょう。
ここで高く売るための方法を知っているかいないかで、大きな違いが生じます。
不動産は高額ですので、少しの違いでも金額すれば大きくなるのです。
収益物件の売却は、普通の不動産の売却にはない条件が加味されます。
建物であれば、築年数、間取り、設備、立地環境等はもちろん、それ以外に重要になるのが収益性です。
収益性が見込める根拠になるのは、予想される入居率です。
入居率が高ければ、物件も高額になる可能性が高くなりますし、購入者側もそれを補える収益が期待できます。
入居率は物件のグレードにもよりますが、交通アクセス等の環境が良好であることでも左右されます。
立地ごとに適正価格があるので、不動産会社に相談してみると良いでしょう。

収益物件で利回りを狙う

不動産は、投資商品として一定の評価がなされます。
高利回りの収益物件を購入するのは、上手な投資方法の一つです。
極端な話、良い物件を手に入れ、常に空室がない状態であれば、何もしなくても安定収入になるからです。
ただし、購入条件としては都内に近い場所にあることは外せません。
都心周辺は、多くの人が常に移り住んでいる状況ですから、部屋が埋まりやすいということでしょう。
反対に、都心から離れた物件は空室になりやすく、
慣れないオーナーでは不測の事態に対応できないというデメリットがあります。
入居者はいろいろな人の集まりなので、トラブルも昼夜を分かたず様々にあるものです。
その際、所有物件が往復に一日かかるような場所にあったのでは、時間と労力の負担が大きくなります。
何らトラブルが無くても、遠方の物件はメンタル面の疲れやストレスの原因になりやすいので、
収益物件は自身の住所からなるべく近い場所であることが望ましいと言えるでしょう。