コラムNo,072|空室の収益物件の稼働率を上げる方法
収益不動産の経営
老後の生活を考えてマンションやアパート経営をはじめる人が増えていますが、
空室率が高く困っていらっしゃる人も多いようです。
借り手がつき入居者が住み続けてくれれば問題はありません。
しかし、現在日本では人口が減少しているにも関わらず、
サブリースなどにより人の少ない地方でも賃貸物件が増加しており、空き家が増加しているのが現状です。
空室率を改善する方法
【差別化する】
まずは差別化できるように考えましょう。
その地域の特色に繋がるようなリノベーションを行うなどがおすすめです。
たとえば古い木造アパートを町屋風に改築するのも良いでしょう。
猫つきとか女性限定の物件にするのも空室率の改善に繋がります。
もちろん、物件のあるエリアを訪れる世代や性別を考慮する必要がありますが、
時代の流れを上手く取り入れ、今後流行はどのように変化するかも考えて、
差別化となるよう改善することがおすすめです。
【物件名を変える】
簡単な改善法として物件名を変えるのがおすすめです。
たとえば大家さんの姓を使っている物件名は入居者が集まりにくいです。
例えば「ハイツ川口」だとなんとなく古臭く硬いイメージで、
あまり楽しいイメージではありませんよね。
たとえば学生の街で女子学生に人気の物件にしたいのなら、
「ローズハウス荻窪」など英語の入った柔らかく可愛らしい物件名にすると、イメージチェンジとなります。
費用もほとんど掛からないので、試してください。
【質の良い管理会社を選ぶ】
入居者に長く住んでもらうには、管理人の対応や共用部の清掃、
セキュリティーが万全など室内に関係のない部分も影響します。
例えば朝出勤する時、明るく挨拶してくれる管理人さんと、
暗くて何をいっているかわからない管理人さんだと気分がまったく違いますよね。
また、更新の手続きなど事務的なことでも丁寧に対応してくれると、
入居者も気持ち良く住み続けてくれます。
そのため、きめ細かくケアしてくれる管理会社を選びましょう。
空室が長く、稼働率の悪い収益物件を長く持っていると
リフォームなど高額な修繕工事がかかり借金ばかりが増える事にもなりかねないので、
早めの売却を考えてみてはいかがでしょう。
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