コラムNo,055|リノベーションで一棟売りマンションは高く売れるのか?

不動産売却とリフォーム

リフォームをすることで、マンションの不動産売却は高く売れるものなのでしょうか。
新築で購入したマンションも年数が経過すれば劣化してきます。
不動産売却の際、高く売るためにはリフォームしたほうが良いものか迷うところでしょう。例えば総額500万円くらいかけて手直しをしたとして、
実際に500万円プラスで高く売れるかというと、そうでもありません。
その価値というのは、実際には微々たるものというのが現実です。
なぜそこまで価値が上がらないのかというと、築年数が関わってきています。
基本構造における老朽化というのは、どうしても否定ができないのです。
築年数で見たとき35年以上経っていたら、
上物として考えたときの価値はほとんど無いと言っていいでしょう。
建物確認が1981年6月1日以前であった場合、旧耐震基準となるのです。
上物価値が無いどころか、評価としてもマイナスなのです。高額の費用をかけても、
その分高く売却するのは困難なのです。

不動産売却で気をつけたいこと

マンションなど不動産売却はできるだけ高くというのは、
売る側としては当然の感情でしょう。
しかしリフォームにお金をかけても、見返りはあまり期待ができません。
例えば500万円をかけて手直しするならば、
価格を500万円プライスダウンしたほうが実際にはマシなのです。
リノベーション物件で購入プライスにプラスアルファで、
中古物件売却するプロの業者も存在します。
それはノウハウもあるプロのなせる技です。
そのため、あまりお金をかけないで少しでも高く売れるような工夫をするとよいでしょう。その方法というのが「掃除」です。意外かもしれませんが買い主にとって、
少しでも有利に見せる手段としては良い方法です。
プロの掃除屋に依頼しなくても自分でする程度で構いません。
レベルとしては、年末に行う大掃除を行うイメージで、
すみずみまでキレイに掃除しましょう。
住まいの中の不用品もできるだけ処分すると見栄えも良くなります。

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