コラムNo,046｜地域別マンション売却の相場～神奈川県編～

神奈川県の鉄道　ＪＲと各種私鉄

神奈川県は東京への通勤、通学も便利です。
また三浦、鎌倉方面などのシーサイドリゾート、箱根の温泉地などへの移動も便利です。
県内はＪＲの京浜東北線や横浜線、私鉄は東急、京王、小田急から、
ローカルの江ノ電など、公営鉄道では横浜市営地下鉄など鉄道網の充実も特徴です。
私鉄の沿線は東急沿線なら東急ストアのように生活サービス全般を提供しているため、
独自のブランドを確立しており、住宅を探す人も〇〇区で探すよりも、
路線や駅などで探す人が多いです。
マンション売却の相場も、沿線の種類によって異なるので、
売却を検討するときはまずは沿線に強い不動産会社に相談するのがおすすめです。
東急や小田急、京王などの大手私鉄は、グループ内に不動産会社もあることが多いので、地元の中堅不動産、私鉄系の大手と、特定の地域に特化していない全国区の大手、
特徴の異なる不動産会社3社に相談すれば、その地域の需要の傾向が見えてきます。

最近人気が上がっている横浜市営地下鉄

横浜市営地下鉄は東急の東横線と田園都市線、相鉄線とＪＲの横浜線など、
これまでは鉄道で直接つながっておらずバスを利用していた地域で発達し、
沿線にはセンター北やセンター南などの港北ニュータウンがあります。
最近20年ほどで急激に発展したこの地域では、
鉄道網の充実とともに街自体の付加価値も上がっています。
港北ニュータウンは新しい都市計画で道幅が広々して、
公園なども充実した住みやすい地域、かつてはバス中心の足だけがネックでした。
この地域が横浜市営地下辰の開通で都心へのアクセスも便利になったのと同様に、
神奈川県内のマンションの売却相場は交通の利便性に左右されます。
私鉄の開通や都心部からの電車との相互乗り入れなど、
利便性がいいマンションは相場の低下が起きにくい、
不動産を所有する甲斐がある地域です。
都市計画や鉄道の整備計画は不動産会社でも情報を持っているので、
地元に強い不動産会社に相談することが大切です。