コラムNo,036|収益物件を売却する理由
ローンの返済ができなくなったため
収益物件と呼ばれる不動産投資は、このところ人気のある投資先のひとつです。
住宅について興味がある人や家や土地について興味がある人ならば、
いつか手放さなくてはならなくなった時のことも考えておくといいでしょう。
この手放す理由のひとつがローンの返済です。
これは収益物件を得るためにローンを組んだ後、様々な理由で返済ができず、
収益物件を手放さなくてはならなくなるというものです。
この収益物件が利益を出し続けていればいいのですが、そうではないものもありますし、
収益が出ていても様々な理由で手放すケースもあります。
実際、経年劣化により賃料を下げないといけなくなったり、
金利上昇などにより返済が厳しくなり、手放される物件はあるものです。
また、物件の所有者が失業して返済の当てがなくなったりという理由など、
様々ですが、やはりローン返済が関わる理由で手放す物件は多く、
物件の流動性も上がっており、専門の業者もあるくらいです。
保険・年金としての役割がなくなった
もうひとつは、保険・年金としての役割がなくなったためです。
収益物件を持つ理由のひとつが、定年後の収入を得る方法のひとつとしている人もいて、
中には定期的に収益性のある物件を得たり手放したりしている人もいます。
その中には、保険・年金としての役割を期待している人もいますが、
実際に物件を持ってみると、思ったほど入居率がよくなかったとか、
様々な管理が面倒になった、というような理由で、手放す人もいます。
また、売却する理由としては意外かもしれませんが、
そのような役割をもたせる理由がなくなった、ということもあります。
この場合は、実際に収益物件の大家さんをしている人が亡くなったり、
痴呆など介護が必要になり、物件を管理しきれなくなったり、
資産を整理する必要が出てきた場合に発生します。
とはいえ、このような場合はある程度人が住んでいることも少なくないため、
そのような物件なら、それなりに良い価格で物件の買い取りが可能になる場合もあるようです。
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