コラムNo,028|収益物件としての競売物件ってなに?

定期的な収益が発生する人気の収益物件

収益物件は、賃貸、商業ビルなど「家賃」を発生させる投資物件のことを指します。
比較的割の良い収益を得ることができることから、
サラリーマンの副業としても大きな注目を集めています。
しかしながら、新築のアパート・マンションを建築する場合は、
一般の戸建住宅を建てるよりも多くの予算が必要です。
では、アパート・マンションなどの収益物件は、
新築費用をすぐに出せる富裕層にしか購入できないものなのでしょうか?
答えは「NO」です。
実は資産家でなくとも収益物件を手に入れる方法があるのです。

リーズナブルに収益物件を購入できる方法とは

その方法とは「競売物件」を購入することです。
何らかの理由で、物件を購入した際の支払いが困難になった土地建物等を、
裁判所が競売という手段を通じて売却するのです。
競売に出された不動産は、買い手を募るために一般公開されて入札となり、
落札することによって収益物件を購入することができます。
収益物件を格安で購入するには、競売物件は大きなねらい目と言えるでしょう。

競売物件を購入するデメリット

ただ、競売物件には「売主となる人物がいない」というデメリットがあります。
通常の売却であれば、売り手には「引渡し義務」が存在するため、
買い手としての権利が守られています。
しかし、競売物件にはこの引渡し義務が存在しないため、
立ち退き交渉なども自ら行わなければならないのです。
また、住宅ローンの利用が認められないといった部分もデメリットでしょう。
競売物件は、大きなメリットと大きなデメリットが混在する物件です。
その特殊性を良く理解した上で検討すると良いでしょう。

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