コラムNo,014|収益物件の売却におけるアパートとマンションの違い

収益物件売却に求められるポイントとは

収益物件という利益を求める不動産において本当に大切なポイントは、
実は数字ではありません。
それはいかに空室を少なくして稼働し続けるかという点です。
例えば立地条件が良くて日当たりのいい収益物件の場合は
稼働率もよく空室がない状態が続きます。
そうすれば例え借り手が引っ越してしまったとしても、
また新しい借り手がすぐに見つかる可能性が高くなります。
しかし稼働率の悪い収益物件はどうでしょうか?
借り手が一度離れてしまうといつまでも新しい借り手が見つからず、
収益を上げることができなくなってしまいます。
つまり、収益物件を売却する際に最も必要なことは稼働率なのです。

アパートとマンションではどちらが売却できるのか

収益物件でアパートとマンションのどちらが高く売却しやすいかについては
一概に答えることは出来ませんが、
例えばアパートであっても、女性の一人暮らしにも配慮して
防犯設備をしっかりと整えた魅力的な外観であれば、
稼働率にも期待ができます。
またアパートという観点から学生の一人暮らしにもお勧めできるでしょう。
これとは反対にマンションであっても防犯設備が一切なく、
外観も全くメンテナンスを加えていないものであれば
収益物件として魅力的ではありませんから、
稼働率は期待出来なくなる恐れがあります。
このように収益物件の内容、立地条件、家賃設定、周辺環境などによって
稼働率は左右され、売却価格にも影響が出るのです。
また収益物件が人気エリアであるのかどうかもによっても
査定金額が変わってきますので、
売却時にはアパートであるのか、マンションであるのかについては
あまり心配する必要はないと言えるでしょう。
収益物件の売却について不安がある方は
一度専門家にご相談されるのもいいのではないでしょうか。

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