コラムNo.009|不動産売却の流れ

一般的な不動産とは異なる収益物件の売却

収益物件の売却は、一般的な不動産の売却と多少異なります。
取引をスムーズに進めるため簡単な流れを学んでおきましょう。

収益物件売却の簡単な流れ

1.売却相談
まずは不動産投資会社に相談をします。収益物件は様々な面で、
通常の居住用の物件とは異なるので、それに適した売却方法が存在します。
売却したい理由や物件の特徴を踏まえ最適な売却方法を考えます。

2.物件の調査・査定
収益物件は、通常の不動産と価格査定における考え方が異なるため、
物件のある場所の周辺環境や相場、路線価。また地価公示など以外にも
現地調査や市場調査、法務局調査、役所調査、売主へのヒアリングを行い
正しい売却価格を算出していきます。

3.媒介契約
査定価格を確認し物件の売却を決断したら、不動産投資会社との間で
媒介契約を結びます。媒介契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、
一般媒介契約の3つの種類があります。

4.売却活動・営業報告
購入希望者への紹介や不動産投資会社の提携業者への紹介、インターネットの
活用などによって購入希望者を募集します。またその活動の内容や反響の状況、
市場の動向などが営業報告として、不動産投資会社から適宜伝えられます。

5.売買契約
購入希望者から購入依頼が届けば、話し合いを行うことになります。
不動産投資会社が間に入り、売却条件、支払方法、引き渡し日などの
具体的な契約条件を調整していきます。
調整の結果、双方が合意に至れば、売買契約を交わす事になり、
不動産売買契約書を用いた売買契約の締結、手付金の受領が行われます。

6.引渡しと残代金決算
残代金受領とともに物件の引渡しを行い売買契約は全て完了となります。

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