区画整理が行われている物件の売却②
区画整理が行われている中での物件の売却にはどんな影響があるのでしょう。
まず、換地処分が行われると清算金が発生する場合があるとお伝えしました。
ただ、土地が減ったからと言って必ずお金がもらえるかといったらそうではないのです。
区画整理が行われると区画はきれいになり、その一帯の不動産的価値は上昇すると考えられます。
個人個人では土地が少しずつ減っても、
全体的には広さは変わらず、
全体的に価値は上がるわけですから(さらに工事も必要です)
普通に考えたらみんなでお金を出さないといけません。
清算は整理前と整理後の価値の差額が出るというより
区画整理事業全体の損益の平等な分配の為と考えた方が近いと思います。
区画整理中の物件の売買は基本的には制限がありません。
ただし、建物の建築は制限があります。
新築しようと考えている人には仮換地指定前の土地は不確定要素が多く不向きと言えます。
一方、自身が持っている不動産の所在地で区画整理事業が行われた場合はどうでしょうか清算金を支払う可能性が出てきます。
なお、清算金の支払いのほかに、「賦課金」という形でお金を徴収する場合もあります。
保留地が売れ残ったり、当初の予定通りにいかず、お金が必要となった場合です。
安定した収益を望む投資不動産としてはあまりいいことがないように見えますが、
将来的には道路や環境がより向上し、資産的価値も上がる可能性が高いことですので長い目で見れば歓迎できる要素とも取れます。
ここを判断するには区画整理事業がどの程度で終わる見通しか、
仮換地の指定はされているか、清算金、賦課金はいくらか調べる必要があります。
なお、仮換地や保留地であったりすると銀行の融資も難しい場合があります。
普通の土地の売買よりも確認する事項は多いので
これこそしっかりとした仲介会社に売買を任せるべきです。
ただ売るタイミングは相場であったり、融資が出やすいと言った要素の方が
なんといっても売価に大きく影響します。
富士企画ではその辺、親身になってご相談に応じますのでお気軽にお越しください。
〒160-0004
新宿区四谷1-19-16 第一上野ビル6階
富士企画株式会社
TEL:03-6380-6780 FAX:03-6380-6783
mail:info@fuji-plan.net
『不動産投資専門サイト』 http://www.fuji-plan.net/
『収益不動産売却サイト』 https://www.fuji-baikyaku.net/
『投資物件賃貸管理サイト』 http://www.fuji-kanri.net/