コラムNo,011|収益物件を高く売るための意外な条件

「魅力」の有無が収益物件の条件

投資目的で不動産を購入する場合は、高く売れる収益物件かどうかを
吟味して購入することが絶対条件です。
地域性や条件などをよく検討し、
先々の対応を想定した上で決断する必要があります。
たとえば、主要幹線道路に面していたり、
大通りから道一本は奥に入るが駐車場付きであるなど、
立地条件において借り手から見ればメリットとなるので、
収益性にも期待が持てます。
また、近隣に食料品や日用品を扱うスーパーマーケットや、
コンビニエンスストアがある地域も借り手には大きな魅力があります。

物件の特性でターゲットを決める

収益物件となるかどうかは、
どのような世代・層にターゲットを定めるかでも違ってきます。
学齢期の子どもを持つファミリー層にとって、
小・中学校が近いことはありがたい要素です。
しかし、単身者向けの物件である場合は話が逆で、
子どもの声が常に騒音になる環境を嫌う人が少なくないため、
敬遠される物件になる可能性が高くなります。
つまり、ターゲットの特性や傾向を意識することが、
収益物件のメリットを最大限に活かすことにつながるのです。

大都市・地方で異なる駐車場事情

大きな工場の従業員向けに、近隣のアパートやマンションを
棟単位で提供する方法もあれば、
1室単位で購入して貸し出すことで収益を上げる方法もあります。
この場合は、空室になっても次の入居者が
間を置かずに決まりやすいことが大きなメリットです。
また、駐車場の有無は関心の高いテーマですが、
東京23区および大阪市内などに限っては、
駐車場が無くても収益物件としての市場価値は損なわれない
という見方が一般的です。
公共交通機関の発達した都市部では、自家用車を所有していなくても
日常生活に不便を感じることはほとんどないためです。
しかし、その他の地方都市やそれ以外の地域では、
自家用車なしには生活ができないのが現実で、
特に東北地方や北海道などの寒冷地では、
駐車場無しの物件は入居者が決まりにくいものです。
このように、高く売ることができる物件というのは、
何らかの根拠に基づく条件があることが分かります。
そのポイントを買い手の側に的確に伝えることができれば、
収益物件としての役割を果たす可能性は非常に高くなるのです。

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