収益物件を高く売却する為に 其の四
収益物件を高く売却する為に、今回は入居状況についてです。
収益物件ですと入居率がよく、安定して経営できていることをアピールできることがもちろん一番ですが、
やはりなんでも入っていればいいかと言えばそうでもありません。
まず、全部居宅のアパートやマンションで言えば、
おおよそ8割以上入っていれば、空きが多いと思われることも少ないです。
ある程度の空室は自然なことで、
空室を見てもらえることは逆に売却にプラスになることもありえます。
入居率が高い理由を部屋を見ることによって知れたり、
これからの運営をイメージしやすくなることもあるでしょう。
これが店舗や事務所等が入っている物件ですと、ちょっと違ってきます。
相当な好立地であればテナントは決まりやすいでしょうが、
一般の投資家さんはテナントに苦手意識がある人が多いのが事実です。
さらに銀行のアパートローンも店舗・事務所部分には住居の部分よりも
厳しい査定を下す場合が多い為、この感覚を助長しているのかもしれません。
区分マンションは少し違います。
都内の好立地など決まりやすいイメージの立地ならば空室でも賃貸中でもあまり変わりません。
むしろ空室の方が、実需向けの方も対象にできることを考えればそこまで頑張ってやらなくてもよいと思います。
一番だめなのは家賃を相場よりも安く入れてしまう事です。
これはそのまま物件の価値を下げる要因になってしまいます。
立地が少し厳しい場所、地方の高利回りワンルームなどですと入居は極力付けた方がよいでしょう。
実際に想定家賃どおりに決まるかどうかというところがどこまでも不安要素になるため、
なるべく安く入れることは避けたいですが、空いていると興味を持つ方も少なくなります。
それぞれの物件の形態に応じてベターなやり方が存在します。
迷っている方、これから売却を検討しようという方は是非ご相談下さい。
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