収益物件の越境について
収益物件は自身の居住物件ではないことが多い為、
周りの状況を詳しく把握しているとは言えません。
現地を詳しく見ると「越境」「被越境」が判明することはよくあります。
場合によっては結構な深刻な場合もありますので気をつけなければなりません。
越境にもいろいろあって軽微なもので一番多いのが「植栽」の越境です。
これも程度によりますが、大体が枝葉を少し切ればよいようなものです。
気づいていても隣地に言うほどではないので放置されているケースも多いと思います。
これはその程度のものですので、実際にあってもそこまで問題にはならないと思います。
ただこれが枝葉ではなく根っこだったりすると簡単にきればいいという話では済まないケースもあります。
根っこが大きくなってブロック塀が割れたりする等…
根っこを抜くとなると多少の費用はかかります。
「電線」の場合、すぐに直すのは難しいでしょう。
敷地の上空に少しかかっていることが多く、特段問題にはならなそうなケースが多いです。
どうしても工事で邪魔になるなど問題があれば電力会社に相談して動かせます。
厄介なのは建物自体が越境してしまっている場合です。
ご存じの方もいるかと思いますが、雨どいから雨が入ってくるのでも怒る人がいるくらいなので
トラブルがないか心配です。
そうでない場合でも覚書を交わして、お互いに承認したもととします。
あとこの場合問題なのは融資にも影響が出ることです。
越境自体は解決できる、もしくは当面問題にならないような場合でも
融資評価を著しく下げてくる場合があります。
越境に関しては解消することは難しくても、
問題にならないよう解決しておくことはできます。
このような問題も仲介業者の努力が必要になります。
ご心配な方は売り出す前に富士企画に一度ご相談下さい。
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